健診事務職育成委員会
健診事務職の人材育成について
学会・協会・業界を超えて、共に育つ
健診の受付で最初に受診者を迎えるのも、検査の流れを組み立てるのも、データを正確に届けるのも、事務職の仕事です。
健診施設の運営は、事務職の力なくしては成り立ちません。
私たちは、健診事務に携わる方が必要な知識と技能を身につけ、受診者に安心・安全な健診を届けられるよう、学会と協会が手を取り合って人材育成に取り組んでいます。
1. これまでの歩み
2026年度、学会と協会の合同委員会として
健診事務職育成委員会は、2022年に公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会の 委員会として発足しました。
「健診施設の経営を支える、なくてはならない存在である事務職を、 学会として系統立てて育成する」
これが委員会の原点です。
2023年に基礎編、2024年に発展編のWEBセミナー配信を開始し、 2年間で4,098名の方に受講いただきました。全国47都道府県に広がっています。
2025年度からは現地開催のスキルアップ研修会も始まり、 座学で学んだ知識を実践に移す場が加わりました。
そして2026年度。 NPO法人日本人間ドック健診協会との合同委員会として、 新たなスタートを切ります。
学会が積み重ねてきた系統立てた知識の体系と、 協会が経営研究会などで培ってきた実践と交流の場。 この二つが一つになることで、学びの幅は大きく広がります。
二つのステップで育てる
- STEP 1 基礎知識の習得(学会)
制度、医学的な基礎知識、個人情報保護・安全管理、接遇。 健診事務職として押さえておきたい土台をつくります。 - STEP 2 実践力・発信力の開発(協会)
知識を現場で使い、アウトプットする環境。 施設や業界を越えた交流を通じて、人間力を養います。
2. 委員会からのメッセージ
自ら考えて動ける人材を、共に育てる
健診施設を取り巻く環境は、この数年で大きく変わりました。 制度が変わり、技術が変わり、求められる役割も変わっています。
こうした激動の時代に必要なのは、決められたことを正確にこなす力だけではありません。 自ら問いを立て、考えて動ける人材です。
そして、そうした人材が育つ背景には、必ず彼らを導き、育てる上司の存在があります。
これまでの良いコンテンツは残しながら、時代に合わせて大胆に見直しました。 学会と協会、それぞれの強みを持ち寄った新しい体制で、 健診事務職の育成に取り組んでまいります。
ぜひ、多くの皆さまにご参加いただければと思います。
3. 健診事務職育成セミナー 基礎編2.0
2026年10月、全テーマを刷新します
2023年の配信開始から4年。 特定健診・特定保健指導は第4期に入り、協会けんぽの人間ドック補助も始まりました。 サイバーセキュリティのリスクは深刻さを増し、AIの活用も急速に広がっています。
健診事務職を取り巻く環境は、この数年で大きく変わりました。
基礎編2.0では、これまで好評をいただいた内容は残しつつ、 制度・法令・医学的知識をすべて現在の内容に見直しています。
このセミナーが目指すもの
セミナーで扱うのは、あくまで基本となる考え方です。
実際の判断は、施設ごとの方針や体制によって異なります。 受講後は、ぜひ施設の同僚や専門職の方と話し合うきっかけとして 活用していただければと思います。
「覚えて終わり」ではなく、「持ち帰って話し合える」内容を目指しました。
プログラム(全6テーマ)
| テーマ | 時間の目安 | |
|---|---|---|
| 1 | 導入・健診事務職としての心構え | 約15分 |
| 2 | 健診制度・法律・健診の仕組み | 約20分 |
| 3 | 健診事務職に必要な医学的知識 | 約25分 |
| 4 | 健診事務職における接遇サービス | 約30分 |
| 5 | 医療安全管理や感染対策 | 約20分 |
| 6 | 個人情報保護 | 約20分 |
4. 受講のご案内
受講対象
- 健診の事務業務について学びたい方(経験年数等の制限はありません)
- 日本人間ドック・予防医療学会の会員であること
受講料
7,000円/1人(税抜)
スケジュール〔2026年度 第1期〕
| 期間 | |
|---|---|
| 申込受付 | 2026年10月1日 〜 11月30日 |
| 配信期間 | 2026年11月1日 〜 2027年1月31日 |
| 修了証発行期限 | 2027年2月28日 |
