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肺がん検診におけるAI支援読影の最新学術発表
プラスマン合同会社
AI活用で肺結節の検出感度41%向上、非専門医でも専門医レベルの精度を実現

【プラスマン合同会社】
AI活用で肺結節の検出感度41%向上,非専門医でも専門医レベルの精度を実現
長崎大学病院と浦添総合病院の研究チームが、AIを用いた肺結節検出システム(プラスマン社より開発品を提供)を使用した低線量CT読影支援の有効性を検証し、2025年日本肺癌学会学術集会で発表しました。本研究では、AI支援により全読影医の検出感度が有意に向上し、特に非専門医がAI未使用の専門医を上回る成績を達成したことが報告されています。
本研究では、75例の低線量CT画像(結節あり61例・196結節、結節なし14例)を専門医4名・非専門医5名の計9名が読影し、AI使用時の診断精度の変化を評価しました。
結果として、AI支援読影により症例毎の感度が87.8%から93.8%へ、結節毎の感度が52.3%から73.8%へと有意に向上しました(いずれもp<0.0001)。一方、特異度は約90%で維持され、偽陽性の増加による業務負担の懸念がないことも確認されています。
特筆すべき知見として、AI支援を受けた非専門医の症例毎感度(93.4%)が、AI未使用の専門医(91.0%)を上回りました。結節タイプ別では、Pure GGN(すりガラス影)で44.8%から73.5%へと64%の改善が認められ、見落としやすいとされる淡い結節への検出支援効果が示されました。
本研究を主導した長崎大学の芦澤和人教授は「低線量CTによる肺がん検診の普及が進む中、AI支援が実用的なツールとなり得る可能性を示す重要なエビデンス」とコメントしています。
肺がん検診の精度向上と読影医の負担軽減の両立を目指す施設にとって、参考となる研究成果です。
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