去る11月17日(金)に東京市ヶ谷のTKPカンファレンスセンターにて、開催されました。なるべく多くの保険者の方に参加いただけるように、今年度よりこの秋の時期としました。今回は当協会が事業協力としているからだ健診ギフトカードについての報告を凸版印刷から、メインの講演は、日本人間ドック学会施設機能評価委員長の野村幸史先生と、日本医師会の副会長の今村 聡先生にお願い致しました。参加者も過去最大の130名となり、懇親会も盛会のうちに終了致しました。
野村先生は「人間ドックを巡る動向―健康寿命の延伸と包括医療・包括ケアの時代に臨んでー」と題して、人間ドック健診の現状、健診施設機能評価、健診団体連絡協議会について、幅広くご講演をいただきました。今後の人間ドック健診は、個人を対象ではなく職場や地域諸活動との連携によって達成していき、自助だけでなく、公助、共助、互助の考え方が重要であると締めくくられました。
今村先生からは「予防・健康づくりに向けた日本医師会の取組」ということで、特定健診の現状と今後、健診データの標準化、糖尿病腎症重症化予防への取組について、わかりやすく丁寧にご講演を賜りました。